承認制の誰でもトイレ
東京から地方移住して10ヶ月が経った。
そこまで田舎ではない所だけど、なにかとカルチャーショックは多いもの。
自分が今まで「これが普通」と思って生きてきたことが、
こちらでは微妙に変わってたりして。
「えっ!?」って発見が毎回面白い。
この新鮮な気持ちに慣れてしまう前に、
これからちょっとずつ記していきたい。
ってことで、昨日の出来事から。
子連れベビーカーで外出。
JRの駅の誰でもトイレ(バリアフリートイレ)を利用しようとしたら、開かない。
戸惑ってるとお掃除のおじさんが
「インターホンを鳴らして鍵を開けてもらって下さい。」と。
これか。
トイレに入るのが承認制だなんて、生まれて初めてだわ。
ピンポーン・・・
遠隔操作で鍵が開く。
改札窓口の駅員さんが開けてくださるようだ。
そして中は古い造りながらも清潔。
入ってすぐ思った。
気軽に使えない分、使う人が圧倒的に減る。
それって案外いいかもしれない。
本当に使いたい人は確実にすぐ使えるし。
使う人の顔が見えることで、何ていうか責任感が生まれて
よりキレイに使おうって気にもなる。
一見すごい不便に見えて、実は理にかなってる。
駅員さんのお手間を除いては・・・。
余談だが最寄駅(JR)の改札を通る時、必ず駅員さんが
「ありがとうございます」と言ってくれる。
車社会で利用車が少ないからなのだろうが、
毎回あたたかい気持ちになる。
こんな些細な出来事にも、毎回「へぇ〜」と驚いたり感動したり、笑っちゃったりする移住生活。
また記していこう。